YEMEN | Mocha Haraz

　
■ FLAVOR COMMENT
　
百合の花のようなフローラルなアロマがあり、レモンやジューシーな葡萄のような風味を感じます。黄桃や熟したさくらんぼのようなストーンフルーツを想わせる果実感に、バニラやクローブの甘く華やかなスパイスの後味とほんのりとハーバルなニュアンスもございます。イエメンらしい複雑な酸やワインを想わせるふくよかな液体も印象的なコーヒーとなっております。
　
■ FLAVOR NOTE
　
Citric, Grapes, Winey, Spicy
　
　
■ INFORMATION
　
ハラズはイエメン北西の高地に位置し、標高は最高2,400mと高く寒冷な地域です。ハラズ周辺は豊かな火山性土壌で、 一般的にハラズコーヒーは、イエメンコーヒーの中でも良質なコーヒーが取れる産地として有名です。
　
シャムスとは現地語で「太陽」の意味で、ガリブさんやアブドさんのいるハラズ地域の農家さんたちのコーヒーから厳選した商品です。彼らが暮らすこの地域は標高が高く、太陽がとても近く感じます。燦々と降り注ぐ太陽に照らされる彼らのコーヒーと同じように、この商品が広く日本のロースターさんを明るく照らし、広がっていってほしいという願いを込めて命名されました。
　

また、ナチュラル製法ですが、とても明るい酸味を感じ、まるで太陽のように明るく、ほっこりとした温かみを感じるコーヒーです。

イエメンは中東で唯一のコーヒー生産国で、アラビア半島の西側で 北と東にはサウジアラビアがあります。話されている主な言語はアラビア語で、国内の99％の人がイスラム教徒です。イエメンでは、コーヒーは主要な農産物の1つで、農家数は30万。ファミリービジネスとしてコーヒー栽培を生業にしている農家が多く、均してそれぞれ1エーカー。いわゆる小規模農家に属します。
　

　

生産国/ Yemen

生産地域/ Manaca, Sanaa, West Haraz Region

生産者/ Small Farmers in the Haraz area

標高/ 1,700m ~ 2,200m

品種/ Dawairi, Jaadi, Udaini

精製方法/ Natural

クロップ/ 2023/24

焙煎度合い/ミディアムライトロースト（中浅煎り）