PERU | Basul Inka Geisha

■ FLAVOR COMMENT
遺伝情報にケニアのSL-9の情報を持つ事もあり、フレーバーの特徴はケニアに近しい様子を見せます。ラベンダー、アプリコット、ブラックベリー、レーズンのようなジューシーなフレーバープロファイルからは、陽が沈む間際の夕焼けごろの空の色を思い浮かべることができるでしょう。
酒石酸や乳酸を感じさせる様子からも、ケニア系統のジューシーさを体験することができます。南米はアンデス山脈へと居を移した本銘柄からは、現地の人々からInka Geshaと称される理由を余す事なくお楽しみいただくことができます。
■ FLAVOR NOTE
Lavender, Blackberry, Apricot, Raisin
■ INFORMATION
生産者のプロフェタさん所有のBASUL農園は、ラ・コンベンシオン県のインカワシ郡に位置します。アンデス山脈に抱かれた農園の標高は2,260mにも及び、豊かな火山性土壌と過酷な環境がコーヒーの美しいフレーバーを生み出す上で最良の環境の一つです。本銘柄は現地の人々からInka Geshaの名で呼ばれていますが、2022年にWorld Coffee Researchの調査によって、遺伝情報にケニアのSL-9を含むことが判明しました。
現在のケニアでは栽培されていないSL-9が、海を超えたアンデスの気候とインカ帝国時代から脈々と続くアイニ(互助)・ミンカ(共同作業)によって、現地の人々が”Gesha”と称するほどに美しいクオリティーをお楽しみいただけます。
生産国 / Peru
生産地域/ Cedrobamba, Inkawasi, Cusco
農園/ Basul
生産者/ Profeta Andarapino
標高/ 2,260m
品種/ Inka Geisha (SL9)
精製方法/ Washed
クロップ/ 2024/25
焙煎度合い/ライトロースト(浅煎り)