ETHIOPIA | Masina CMW Jasper


■ FLAVOR COMMENT

グアバ、パッションフルーツ、マンゴーなどの様々なトロピカルフルーツを一度に口にしたような贅沢で複雑な味わいです。ホット帯の時はよりフレッシュでエキゾチックな風味が特徴的で、温度は冷めるにつれて柔らかい表情が現れ、熟した果実の甘さやチョコレートのような濃厚な口当たりを感じます。
一杯を通じて香りや、風味の移ろいが心地のよい仕上がりとなっております。発酵プロセスとエチオピアのテロワールが生み出すハーモニーをぜひお楽しみくださいませ。

■ FLAVOR NOTE

Guava, Passion Fruits, Raspberry, Chocolate

■ INFORMATION

2015年にシアトルで開催されたワールドバリスタチャンピオンシップで、ProjectOriginの創設者であるSašaŠestićによってカーボニックマーセレーションプロセス(CM)は最初にスペシャルティコーヒー業界に導入されました。

CMセレクションは、Project Originがその年に製造した最高級のカーボニックマセレーションコーヒーをセレクションしたものです。私たちのカーボニックマセレーションコーヒーは、世界中のさまざまな農園で生産されています。Project Originは、さまざまな国でさまざまなCM技術を研究および開発してきました。

プロジェクトオリジンはエチオピアの心臓部に当たるアドラにあるマシナ地区はウォッシングステーションを有し、そのステーションは、2017年にローカルの輸出パートナーである「プリムローズ」との共同プロジェクトで設立されました。

グジのマシナウォッシングステーションはエチオピアで初めてカーボニックマーセレーションプロセスが生産された場所でもあり、エチオピアのCMセレクションを広めていく上で多くを学びを得た場所であります。プロジェクトオリジンは「プリムローズ」と協力し、地域を結ぶ橋を作ったり、そこに住む人たちインフラに少しでも貢献できるように資金提供も行なっています。

CMセレクションは、5つの色の宝石によってカテゴライズされています。これらの宝石のそれぞれは、コーヒーで経験する最も顕著なフレーバーとプロファイルを反映する色のスペクトルを表しています。"インディゴ"、"ジャスパー"、"アンバー"、"ダイヤモンド"、"オパール"に分類されます。
■Masina Carbonic Maceration Natural Jasperの精製方法■

・嫌気性発酵: 酸素がないタンク内で、酵母菌や細菌の活動をコントロールしながら発酵させます。

・糖分分解のコントロール: 酸素をなくすことで、ミューシレージから糖分が分解されるプロセスを調整します。

・温度管理: タンクの温度を管理することで、低温(4~8度)で発酵させて酸味を特徴づけるか、高温(18~22度)で甘みを引き出すかなどを調整できます。

・風味の向上: この方法により、嫌な酸味や渋みを抑えつつ、複雑な果実のような風味を引き出すことが可能です。 


生産国/ Ethiopia
生産地域/ Guji, Adola, Masina
精製所/ Masina Washing Station
標高/ 1,950-2,300m
品種/ Heirloom
精製方法/ Carbonic Maceration Natural
クロップ/ 2023/24
焙煎度合い/ライトロースト(浅煎り)
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