COLOMBIA | Oscar Tobar Geisha

アールグレイを想わせるベルガモットようなフローラルなアロマを感じ、マスカットや洋梨の瑞々しい果実の風味が特徴的です。白桃やマンゴーなどストーンフルーツやトロピカルフルーツのようなジューシーな口当たりニュアンスの中に、蜂蜜の華やかで濃密な甘い余韻をお楽しみいただけます。
クリーンで透明感があり、最後まで心地よくお楽しみいただけるゲイシャ種となっております。先行でリリースいたしましたカトゥーラ種とぜひ飲み比べて見てください。
Earl Grey, Muscat, Pear, Honey

■ INFORMATION
ピタリートを拠点とする地域商社・チャポレラから、今期紹介してもらった生産者がオスカルです。このエリアでは農園を手放す人も少なくないなかで、彼はこれまで取り組んできたウイラ北部の農園とは別に、ウイラ南部の地域に新たな農園を取得しました。
その決断と姿勢に、私たちは強く惹かれたと同時に、「これからの産地を担っていく若い生産者と、時間をかけて関係を築いていきたい」そんな私たちの考えとも自然と重なったことが、取引を始めるきっかけでした。
今回ご紹介するのは、まさにその新しい農園で生まれたコーヒーです。オスカルの農園では、基本的に同一のプロセスで精製が行われています。チェリーの状態で24時間のプリファーメンテーション(自然発酵)を行い、その後、セメント製の発酵槽で水とともに24時間発酵。ミューシレージを洗い流したあと、ドライの状態でさらに24時間発酵させ、乾燥へと進みます。コーヒー産業において、次世代の担い手不足は深刻な社会課題のひとつです。
オスカルは、こんな話をしてくれました。
「僕の周りには、同世代の生産者がほとんどいない。子どもの頃は、コーヒー農家にならないように勉強しなさい、と言われてきた。」一方で、彼はこうも語ります。「スペシャルティコーヒーが広まり、状況は少しずつ変わってきた。コーヒー農家の社会的地位が上がり、高い品質が求められるようになったことで、農業学や化学、工学など、大学で学んだ知識がコーヒー産業の中で生かされるようになった。その結果、学びを得た若い世代が、またコーヒーの世界に戻ってきている。」
ゲイシャ、ピンクブルボンなどエキゾチックで高価格帯のこうしたコーヒーが存在することで、生産者が誇りとやりがいを持ち、生活の基盤となる収益を得られる。私たちは、その事実を産地で何度も目の当たりにしてきました。その背景にある価値を、日本のロースターや飲み手に伝え、広げていくこと。それこそが、私たちがエキゾティックバラエティを多く扱う理由であり、大きな意義だと考えています。
生産国 / Tanzania生産地域/ Karatu,Oldeani
生産者名/ Leon & Aideen Christianakis
農園名 / Acacia Hills
標高/ 1,750m〜1,950masl
品種/ Geisha (AB)
精製方法/ Fully Washed
クロップ/ 2024/25