COLOMBIA | La Esperanza Geisha

■ FLAVOR COMMENT
特殊精製ならではのアロマの強度が特徴的で、ローズヒップティーやチェリーリキュールのような印象を感じます。
トロピカルさがとても魅力的でパッションフルーツ、グァバ、ライチなど複雑な風味構成を持っています。プラムや杏ジャムのようなストーンフルーツを煮詰めたような果実味から、キャラメルやチョコレートのような滑らかな甘さを感じます。
希少品種ゲイシャ種の素晴らしい風味をを見事な発酵プロセスによって新しい風味体験へと導いてくれます。
■ FLAVOR NOTE
Rose Hip, Plum, Guava, Chocolate
■ INFORMATION
バジェ・デル・カウカの南東部に位置するのがカイセドニア地域、北部に位置するのがトルヒージョ地域です。いづれもアンデス山脈の一部で標高1,400~2,000メートルの高地にあり、温暖かつ湿潤で、昼夜の気温差が大きくコーヒー栽培に恵まれた特性を有しています。コーヒー栽培に適した気候とバラエティ豊かな品種、独自の精製方法の管理を取り入れることで、世界的に評価されるコーヒーが生産されています。
今やコロンビアを代表する有名農園となったカフェ・グランハ・ラ・エスペランサ。CGLEの呼び名でも知られています。その礎を築いたのは、フアン・アントニオさんとブランカ・リギアさんご夫婦です。コロンビアのポトシ農園のあれこれを任されることになったふたり。
1945年に、フアンさんが、既存のティピカ品種に加え、イエローブルボンにレッドブルボン、カトゥーラを新たに導入することを決めました。これが今のカフェ・グランハ・ラ・エスペランサ(以下、CGLE)に続いています。ふたりは14人の子どもたちを授かり、農園では人手が必要だったことからも、家族総出で農園を築き上げてきました。
農園は長い年月を経て、少しずつ生産性も高まっていき、子どもたちの中で、コーヒーの栽培や精製方法に特に興味を持ったのが、リゴベルトさんとルイスさんでした。ポトシ農園に加え、トゥルヒージョという地域の農地を手に入れ、「ラ・エスペランサ農園」と名付け、有機農法の拡大に取り組んでいったのです。2007年、リゴベルトさんはパナマのボケテ地域にある「ラ・カルレイダ」というコーヒー農園の運営を任されることになりました。そして翌年、パナマスペシャルティコーヒー協会が主催する「BOP:Best Coffee of Panama(ベスト・オブ・パナマ)」品評会で1位を獲得したのです。この成功を機に、リゴベルトさんは、ゲイシャ品種のコーヒーの種子をコロンビアに持ち帰り、CGLEの歴史に新たな時代を切り開きました。
このようにCGLEはスペシャルティコーヒーの生産に特化し、コロンビアの土壌と気候に新たな品種を適応させるという挑戦を続けながら、世界市場において常に一線を画す存在であるために、日々品質の向上に取り組んでいるのです。
チェリーをオープンタンクで約20時間発酵を行った後、バレルへ移し、さらに72時間の嫌気性発酵を行います。 その後、機械乾燥機で約38℃の環境下で丁寧に乾燥させます。 人肌に近い温度帯のやわらかな熱風で、風を当て続けながら乾かす送風主体の乾燥のため、過度な乾燥や品質劣化が起こりにくく、豊かな風味特性を保つことができます。 乾燥後は、18~19℃に管理された定温環境で保管することで、品質と風味が良好な状態で維持されるのです。
生産国/ Colombia
生産地域/ Caicedonia, Valle Del Cauca
生産者/ Cafe Granja La Esperanza
農園/ La Esperanza
標高/ 1,850m
品種/ Geisha
精製方法/ Anaerobic Natural
クロップ/ 2025/26
焙煎度合い/ ライトロースト(浅煎り)